2012-07-10 長い廊下がある家 本S 廃村に踏み迷った大学生の青年は、夜も更けて、ようやく明かりのついた家に辿り着く。そこもやはり廃屋だったが、三人の雑誌取材チームが訪れていた。 この家には幽霊が出るというのだ―。思い違い、錯誤、言い逃れに悪巧み。それぞれに歪んだ手掛かりから、臨床犯罪学者・火村英生が導き出す真相とは!?短編をまとめた作品集。 収録作品の中ではロジカル・デスゲームが一番好きだ。 火村の度胸と頭の回転の速さと優しさが出ていると思う。 謎かけとしても面白い。