COUNTER BREAK

ブイさんと本と映画などの記録。

命売ります


目覚めたのは病院だった、まだ生きていた。必要とも思えない命、これを売ろうと新聞広告に出したところ…。



三島作品を軽そうなものから読んでみよう作戦!
あらすじだけ見ると、筒井康隆が書きそう。

命などどうでもいいと思っていた主人公が、命を買った人々との出会いで変化していく。
こちらも読みやすくて面白い。
吸血鬼やギャングがでてきたり荒唐無稽ですけど!

夏目が「坊ちゃん」「我輩は猫である」太宰が「走れメロス」芥川「蜘蛛の糸」と読みやすい所から教科書や課題図書で読んだりするのに、三島はなぜ「金閣寺」や「潮騒」からなんでしょうね〜。文学として傑作なのは分かるんですけど、ハードルが高すぎる…orz
入り口は広くしたほうがいいのに!


どうでもいいかも知れませんが、「井上薫」っていう少年が出てきます。
SPはここから取ったのかな?