ゲゲゲの女房にはまっているので、読んでみた。
水木先生の戦争体験がイラストと文章でかかれている。
南方の島に飛ばされ苛酷な体験をされているのだが、語り口が軽快なので悲壮感はあまりない。
ビビビのビーンとビンタを食らった。
という感じ。壮絶な左腕の切断体験もあっさりと1行しかない。
苦しい生活の中でも、どこか気楽(にみえる)先生の人間性の大きさ。
現地の人ともすぐ仲良くなる気質や。
水木しげるはやはりすごい。
深淵を覗いた人には、今でも人とは違う景色が見えているのかもしれない。
人間界に住む妖怪?
しかし先生は当たり前だが絵がとても上手い…。