COUNTER BREAK

ブイさんと本と映画などの記録。

新世界より 上

やっと読んだ。
500Pでとっても分厚いです。
1章の200Pぐらいずっと世界観の説明みたいな文章が続くので、断念しそうに…。普通の本1冊分が序章!
でも2章に入ってからはテンポも上がってきて、読みやすくなりました。
様々な想像の生物が出てきますが、描写が丁寧なのでイメージしやすいです。「クリムゾンの迷宮」でもモンスターの書き方に力が入っていたので、こういう奇怪な生物を書くのが好きなのかな?

主人公の回顧録という形で綴られていく物語。
既に友人たちの死は示唆されているので、これからの展開にドキドキ。
先が読めない(>_<)