2008-04-15 ベーコン 本S 直木賞候補になった井上荒野さんの作品。 食にまつわる短編集。食べることは生きること。 生きることは人と繋がること。 様々な形の人間関係が、食事を通して語られています。 ラストに心温まる『クリスマスのミートパイ』が一番好き。全部読んだ後でもう一回読みました。 『父の水餃子』『ほうとう』などほろ苦い話も良かったです。しかし読んでるとお腹が空く本だ。