蛮幽鬼
ゲキシネを見に行ってまいりました。
今回は上川さん主役。ですが、もう一人の主役サジ役の堺さんがおいしすぎでした。
笑顔で人を殺す殺し屋。
さすが喜怒哀楽を笑顔で表現できる俳優、堺さん。
笑いながら次々殺していく残忍さが不気味でたまりません。
劇場では顔のアップは見れないので、各役者の表情を見れるのもゲキシネの魅力。
友の無念、自分の無念を晴らすため鬼になったのに、次第に恨む相手さえわからなくなっていく土門。
自分が成し遂げたい事はどこにあるのか?
悩みながらも、既に進むしかなく後にはひけない。
監獄に閉じ込められた白い鬼と黒い鬼の哀しい物語でした。
笑わせながら最後にはぐっとさせる新感線の舞台。
遠征しなくても雰囲気を味あわせてくれるゲキシネは、良いですな〜。