COUNTER BREAK

ブイさんと本と映画などの記録。

イングロリアスバスターズ

タランティーノ監督の最新作。
KILLBILLを見て以来監督のファンなので、今回も映画館まで行ってきました。
ナチスを残酷な手口でぶっ飛ばす少数精鋭の部隊。
彼らの次のターゲットは、プレミアム上映が行われる映画館。

タラちゃんと言えば、台詞回し、カッコいい音楽、そして暴力。
今回も暴力描写はエグイ!
(タラちゃんの映画を見ると、いつもTMRが『タランティーノぐらいレンタルしとかなきゃなんて〜』と歌っていたのを思い出す)
ブラピ率いる精鋭部隊は、ナチをぶっ殺した証拠として頭の皮を剥いで持って帰ったり、バットでボコボコにしたりします。
どっちが悪者なんだかわからん…。
アクの強い監督なので、はまる人はまらない人が両極端だと思いますが、私は大好きだ!!!

始めのシーンのランダ大佐と父親のやりとりとか息が詰まる緊迫感。
腹に一物隠して、言葉を押収するシーンが多いのですが、見ているこちらもドキドキ。
地下のバーでのやりとりも、切れそうな糸を引っ張っているような感じです。

話は面白かったけど、ショシャナがもっと活躍してくれたら良かったかな。
本当の主役は彼女だと思うので。


この作品一番の見所は、ハンス・ランダ大佐を演じるクリストフ・ヴァルツ
ブラピを食う迫力の演技。
寺島進似です。好きな顔ですw
イタリア語、ドイツ語、フランス語、スペイン語の台詞を喋ります。
すげぇぇ!
この作品、全編英語ではなく、フランス語のシーンはちゃんとフランス語を喋ります。
こういうこだわりはいいですね。


ラストの終わり方もらしくていい。