COUNTER BREAK

ブイさんと本と映画などの記録。

本S

モロッコ水晶の謎

短編集は読みやすくていいですね。 助教授誘拐って、火村が誘拐されるのかとワクワクしてたら誘拐されたのは違う助教授でした…。 表題作は占いが絡んでいて、犯人の思い込みの激しさに驚いた。 一歩間違えたら自分が死んでるよ

以蔵は死なず

予習で読んでいったうちの一冊。 武市との出会いから斬首されるまでの物語。途中、女性との純愛もあったりしてドラマチックで面白いです。 最初は物を知らなかった以蔵が、徐々に知恵をつけていき、つけたがゆえに悩み苦しんでしまうんですよね…。 この話が…

イリス 虹の麗人

両性具有三部作の一つ。 1時間もかからずに読み終わりましたが、面白くなかった…。 両性具有に悩んでいた主人公だけど、最後は権力者に愛されて妻として生きるという…。 じゃぁ最初から女として生きていればいいんじゃないの?と思ってしまった。 アレキサン…

包帯クラブ

最近色々本を読んでいるので、感想書くのも大変だ〜。 最近映画化された包帯クラブです。 病院の屋上で出会ったディノとワラ。 二人は他の友人たちと一緒に、傷ついた場所に包帯を巻いていく。人の心は千差万別で、自分から見たらたいしたことない事も、他の…

剣鬼・岡田以蔵

舞台のために色々読んでおこうと思って読書。 時代小説は難しいというイメージを壊したかったそうで、とても読みやすいです。 さらさら読める。 そしてぴんくなシーン盛りだくさん。 色んな女性とやりまくりです。 なのに女性の「嬉しゅうございます」って言…

喪の女王8

これにて流血女神伝完結。 ずっとリアルタイムで読んでたから感慨深いなぁ…。 上の都合で最後が詰め込みまくりになってしまったのは悲しいです。 書き上げる力のある人には好きなように書いてもらいたいけど、会社としてはそうもいかないのでしょう。 死亡フ…

硝子のハンマー

トリックがお見事。 防犯コンサルタントが探偵というのも面白い。探偵役が食えない人物なのもいい。 でも個人的好みでは、最後まで犯人がわからないっていう方がミステリーはいいかな〜。 後半は犯人からの視点になるのが残念。 貴志さんは心理状態を書くの…

星々の舟

村山さんは昔から好きで色々読んでいるのですが、直木賞を受賞した作品がこれ。 ある家族の短編集で、各話事に主人公が変わります。 息子からみた父、娘から見た父、父からみた子供たち。 視点が変わるとあぁこういうことなんだなとわかる部分が多い。 村山…

むかしのはなし

お伽話を現代風にアレンジしたらどうなるか。というテーマの短編集。 各自独立した話だけど微妙に繋がっている。 ラストの桃太郎は切ない…。 モモというと、憑依されている時の良太郎が思い浮かぶ(笑)短編はさくさく読めるのがいいですね。 ちょっと星新一風…

カシオペアの丘で 下

本を読んで号泣したのは久しぶりです…!すげぇな重松さん。 いや、重松先生。大先生。 トシを不幸にしたのも、ミッチョを不幸にしたのも全部自分だと罪の意識を抱えて生きてきたシュンは、最後に祖父をゆるし、自分をゆるせた。 荒涼とした丘に一人立ち、自…

カシオペアの丘で 上

北海道で育った幼馴染の4人。 ある事故がきっかけでシュンは逃げるように東京を離れてしまう。 それから30年。 シュンが癌になったことをきっかけに、四人は再びカシオペアの丘で再会する。 上巻は彼らが再会するところで終了。 重松さんの本は「疾走」し…

和宮様御留

友達がオススメしていたので読んでみた有吉さん。 和宮さまのみがわりにされたフキという少女の一生のお話。 切なかった…。 静かに狂っていく少女の姿を淡々と書かれています。 巻き込まれ犠牲にされた後、少進でさえも悲しんではいないのがフキが哀れすぎる…

SLY

元恋人のエイズが発覚し、主人公(女)、元恋人(男)、元恋人の元彼(男)三人でエジプトを旅する話。 物語はエジプトの風景を中心に淡々と書かれている。 死に逝く人と一緒にいるがウェットな悲しみの描写はなく、さらさらと話は進む。 エジプトへ行きたく…

世界禁断愛大全

同性愛、近親相姦、SMなど色々なタブーを取り上げている本。 世界の有名人たちのしられざる素顔が見れます。とは言っても事実かな?というものもあるので、ゴシップ記事を読むような軽い気持ちで見たほうがいいのかも。 事実は小説よりもなりカニバはさすが…

僕はパパを殺すことに決めた

事件の供述調書を元に書かれた本です。 少年がどのようにして事件をおこす事になったかをとても詳しく書かれています。放火して三人を殺害という重い罪を背負ってしまった少年ですが、この少年もまた被 害者の一人だと思った。物心ついてすぐに勉強を強いら…

クリムゾンの迷宮

貴志さんはどれを読んでも面白い。 これも読み出したら止まらなくて一気読み。 突然RPG風の世界に放り込まれ、モンスターになった人間に狙われる恐怖。 森の中をさまようシーンなど、細かい所が丁寧に書かれているので、追われる恐怖感がリアル。 一番怖いの…

喪の女王7

ついにあと一冊で最終巻。 唯一読んでるコバルト作家の須賀さんです。 須賀さんはゆっくりペースになっても必ず物語を完結させてくれるので、待つのは苦じゃないです。 (MさんやWさんは待つのがいやになって途中放棄したw)神に翻弄されつつも、自分の道を…

乱鴉の島

久しぶりに読んだ有栖川有栖。 これは推理小説より恋愛小説だと思う。(個人的に) 切ない…。 有栖川さんが恋愛小説を書いたらとても良い話を書いてくれそうな気がする。 幽霊刑事も良かったなぁ。捜査現場には白ジャケットで来るのに、プライベートでは黒ジ…

ジャニヲタ 女のケモノ道

立ち読みしてたら本屋で気になるのを見つけました。これ↓「ジャニヲタ 女のケモノ道」 パラパラ立ち読みしてたら吹き出しそうになったので、貰った図書カードもあることだしゆっくり読もうと購入。 これは面白い! 御本人がディープなジャニヲタなので、リア…