包帯クラブ

最近色々本を読んでいるので、感想書くのも大変だ〜。
最近映画化された包帯クラブです。
病院の屋上で出会ったディノとワラ。
二人は他の友人たちと一緒に、傷ついた場所に包帯を巻いていく。

人の心は千差万別で、自分から見たらたいしたことない事も、他の人にしたら大きな事かも知れない。
傷ついた心を、傷ついたんだって認めてあげることで、傷を癒していく。
若者向けなので、永遠の仔とかに比べると文章も読みやすいし薄いです。
内容は深いなぁ…。

天童さんは小説を書かれる時に、主人公から周りの人達、住む町の歴史や家族構成、地図をびっしりと決めてから書かれるとテレビでやっていたのですが、その創作ノートは凄かったです。何冊も綿密に書き込まれていた。
それだけやるから、フィクションなのにリアリティが生まれるんだなと思います。

ディノが柳楽くんなのはイメージとあってますね。
映画も見てみようかなー。