COUNTER BREAK

ブイさんと本と映画などの記録。

おくりびと

DVDを借りたので見てみました。
チェロ奏者だった主人公は在籍していた楽団が潰れ、仕方なく納棺士になることに。
最初はいやいやしていた彼は、色々な死とそれを取り巻く人々に出会ううち、次第に納棺士の仕事に誇りを感じ始める。

人間は生まれて死ぬ。
人種も性別も貧富も超えて、それは絶対的な約束。
この映画がアカデミー賞に選ばれたのも、人間の普遍的なものがテーマで誰にでも共感する感情があるからではないでしょうか。

全体を包む優しい空気で、死を扱いながらも穏やかな映画になっています。


しかし、納棺の仕事を汚らわしいと差別するような人はいるのか!?
外国人にこんな差別を受けていると誤解されかねないので、この表現はどうなんだろう(-_-;