COUNTER BREAK

ブイさんと本と映画などの記録。

キャンバス

剛と岡田について、亜門さんインタビューを読んで考えた個人的視点メモ。



亜門さんが、剛のことを「真っ白いキャンバスの人」と対談で書いていた。
以前の記事?かインタビューで、「台本はそのまま言う。自分が考えるより、書いた人がもっと考えているから」というような事を言っていた剛。
それに対し、岡田は人物にあわせ台詞の言葉尻などを、変えるときもあると言っていた気がする。

剛が真っ白いキャンバスで、塗った絵の具の色そのままを出すなら、岡田はクリーム色のキャンバスで、塗ると少し色が変わる。
(キム○クさんは黒いキャンバスw 何を塗っても青っぽい黒とか。基本黒い。でも人目につく。批判みたいに取られそうですが、私キム○クさん好きです。出演ドラマ結構見てるよ!)


剛が考えるのは「監督(演出家)の完成図」
岡田が考えるのは「よりよい完成図」


真っ白な状態で入り、作り手に任せるタイプの剛は「自由に動いて」と言われると作り手の完成図を考えなくちゃいけないから、逆にやりにくいのだろうか。
いのうえさんみたいに細かく指示する演出家や、緻密な完成図が頭にある作り手が向くのかも。
自分と全く違う役でも、そんなにひっかかりなく演じる。


岡田は「この人物がどう考えるか。こいう性格だったらどう動くか」と物語と人物の性格を軸に考え、人物と演出に違和感があれば「おかしい」と思うような。
だから是枝さんみたいに自由にのびのび演じさせてくれる監督が向いている。
人物の性格を深く掘り下げて考えるから、共感できない人物だと、のって演じられないように見える。(東京タワーとか)


時忠と晴海の演技も今から楽しみにしてます(^0^)