悪の教典 上

前作「新世界より」はSFだったので設定を理解するまで入り込むのが難しかったのですが、今回は現代が舞台なので読みやすいです。
人によって作家に合う合わないがありますが、私は貴志さんの小説が好き。
全作読んでるけど、どれも面白い。
厚いですが先が気になってぐいぐい読んでしまいます。

蓮実は私立高校の英語教師。
人望も厚く生徒にも大人気。
その教師の裏に隠された素顔とは？

一見とても良い人の先生が、実は冷酷な男で邪魔者を次々排除していく恐ろしさ。
彼には共感がないから、人の心の痛みが理解できない。
良い人の見た目、でなぜかヨン様を想像してしまい、脳内イメージがヨン様に(；´∀｀)
振り払おうとしても消えない貴公子の微笑…。
仕方ないので脳内ではヨン様主演にしときます。

下巻は凄い展開になりそう(>_<)

本屋大賞にもノミネートされたので、多分実写になりそう。
蓮実の役は演じるの楽しそうです。
誰になるのかな。